炉内温度の見える化パック 「加熱炉能力査定」
炉内温度の見える化パック 「加熱炉能力査定」
プロファイルデータの取得例 (自動車のガスケットでの実測例)
データ取得の結果 ↓
今まで、バッジ炉で8時間掛けていた加熱処理ですが
僅か30分で加熱条件が達成可能と確認できました。
加熱炉の能力診断
• 加熱炉の現状性能の見える化
• エネルギー無駄の削減によるコストダウン提案
• 炭素排出削減に向けたカーボンニュートラル支援
御提供するサービス
1. 加熱能力の定量的査定(実測 or シミュレーション)
2. 稼働状況のエネルギー効率分析(燃料・電力使用量など)
3. 改善提案(機器更新、温度制御最適化、断熱強化等)
4. 効果予測レポート(コスト削減額・CO₂削減量)
主なお客様例
• 熱処理を多用する製造業(自動車部品、金属加工、セラミック、鋳造業など)
• エネルギーコストを課題視する中堅企業
• ISO14001 取得企業(環境改善に前向き)(補助金の御利用も可能です)
基本的には、工業炉を利用する全てのお客様に対応可能です。
◆ データ取得方法:
• お客様のワーク(実製品または治具)に熱電対を複数点設置
• 加熱炉を通過させ、温度プロファイル(時間×温度)をリアルタイム計測
• 専用ロガー or 無線計測装置を使用
• プロファイルデータを元に、加熱ムラ・過加熱・不足加熱などを可視化
◆ 診断から改善までの流れ:
1. ヒアリング & 診断計画
o ワーク形状や材質、処理条件を確認
o 熱電対の設置ポイントと通過条件を決定
2. 現場測定(プロファイル取得)
o 実際の処理ラインで測定
o 複数ロット・複数箇所のデータを取得
3. データ分析 & 評価
o 到達温度、昇温時間、保持時間のばらつき分析
o エネルギー過剰投入や非効率加熱の指摘
4. 改善プラン提示
o 温度設定見直し
o 搬送速度調整
o バーナー・ヒーター配置変更案
o 断熱補強や自動制御化の提案
5. 効果試算レポート作成
o エネルギー消費削減量(試算)
o 品質安定化による歩留まり向上
o CO₂削減効果
◆ メリット:
• "勘と経験"の加熱管理から脱却 → データによる最適化へ
• 省エネだけでなく、品質トラブルの予防や再現性向上にも直結
• 客先が**「目に見える形で納得」**できる
◆ 提案先での訴求ポイント:
• 「見えなかった炉内温度を、ワークの視点で見える化」
• 「過剰加熱による無駄なエネルギーを削減」
• 「品質不良の要因を定量的に把握し改善」
国内には、37000台程の工業炉が稼働しています。
その消費エネルギーは日本の18%程にも及んでおり
国内のCO2排出量の13.5%です。
熱処理などの加熱炉は、1.2年に一度の定期メンテナンスが推奨されていますが
実際には行われておらず、揮発溶剤や発生するガス(ガス濃度も爆発限界を迎えている場合があります)
吸排気の詰まりによる機能不全で非常に危険な状態で稼働している場合が多いです。
(爆発事故の危険性もあります)
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• 簡易診断:¥200,000〜
• 詳細提案+フォロー:¥400,000〜
お問い合わせ先
開発設計 佐藤 電話026-273-1714 maxtec@axel.ocn.ne.jp